常任指揮者紹介

新潟大学合唱団の常任指揮者でいらっしゃる名島先生について、紹介をさせて頂きます。


名島 啓太

<プロフィール>

1973年東京生まれ。立教大学社会学部卒。在学中に合唱指揮活動を始め、日本合唱指揮者協会主催の若手指揮者によるコンサートに出演。その後、「W.A.モーツァルト宗教音楽シリーズ」や「JCDA合唱の祭典 ~北とぴあ合唱フェスティバル~」、「東日本大震災復興チャリティコンサート」、「二群合唱の夕べ」といった様々な演奏会の企画・出演、また2015年には本格的に作曲活動を始めてミサ曲第1番「日本から」を発表するなど、多彩な活動を展開している。新作初演にも力を注いでおり、これまでに相澤直人、市原俊明、大熊崇子、尾形敏幸、新実徳英、信長貴富、萩京子、堀内貴晃、森山至貴各氏他の新作初演を手がける。2014年、2016年にはNHK全国学校音楽コンクールの課題曲女声版の放送初演を担当し、NHK・Eテレの「スーパー合唱教室」などに出演した。

 また全日本合唱コンクール全国大会金賞等、各種コンクールで数多く入賞。オーストリア、チェコなど海外での演奏も積極的に行っており、近年では2014年にザルツブルクのマリアプライン教会でモーツァルト「戴冠ミサ」を中心とした単独演奏会を指揮し、満場スタンディングオベイションの大成功を収めている。

 現在、東京・神奈川・新潟の複数の合唱団の常任指揮者。そのほか客演指揮、各種講習会講師、NHK全国学校音楽コンクール・宝塚国際室内合唱コンクールなど各種大会の審査員を務める。日本合唱指揮者協会理事長。東京都北区合唱連盟理事長。東京都北区教育文化功労賞受賞。「教育音楽」誌(音楽之友社)への執筆や、共編の楽譜集「スチューデント・ソングブック1・2」編者、「合唱ハンドブック」編集長、共著の「合唱エクササイズ 指揮編1・2」、作曲作品ミサ曲第1番「日本から」(すべてカワイ出版)がある。